ここのところ、人に会ったり外で遊んだりとアクティブな状態が続いている牡牛座さん。今月からはようやく自分のベッドにすっぽりと帰ってこられる感じがしそう。
遊び歩いていなかったとしても、心ここにあらずだった牡牛座さんも少なくないと思います。そうした漠然とした不安とも、7月中に一旦距離をおけそうな雰囲気です。
両手いっぱいの宝を手にして帰還する
7月初め、牡牛座さんの世界はまだ目新しいものに囲まれているのではないかと思います。周りから誘われることも多く、普段は出不精な人でもノリノリで外出したり、思い切ってチャレンジすることが出来そうです。一人行動よりはグループでのやりとりが増え、久々のお祭り気分を味わえる賑やかな時期になります。
とはいえ、時期が深まるにつれだんだん家が恋しくなるのが牡牛座さんらしい流れ。たっぷり外の刺激を吸収しきって満足すると、きちんと自分のあるべき場所へと引き返していきます。お土産もしっかり持っているようです。誰かに愛を伝えたり、或いは留守番をしていてくれたお礼なのかもしれません。自分用の思い出の品や余韻を楽しむ為のグッズなども確保しているでしょう。おうちに帰っても、ああたのしかったなあという気分はしばらく反芻していられそうです。
また、誰かに聞かせる為のお土産話にも花が咲くでしょう。見てきた景色や文化、手に入れた技術、学んできた知識など、あらゆる情報を身近な人に共有してあげられます。実際にそれをみんなの前で実演してみせたり、役立てたりといったことも可能です。今月頭に吸収してきたことはけして自分だけの宝物ではなく、みんなの為に機能させて初めてあなた自身も満足できる共有財産に仕上がるはずです。
たくさん遊んだあとの、自分のにおいがするベッドの心地よさ
そして最終的にあなたが得られるものは「帰る家がある」ことの素晴らしさなのだと思います。どんなに楽しい冒険にもピンチはつきものです。もといピンチを楽しむことそのものが厳密な意味での”冒険”なのではないでしょうか。
自分の居場所の新たなる魅力について実感が湧く、ということはある程度危険な目にあったり、普段よりも不便さを体感したりしたということです。平素、そのありがたみも頭では理解し、日ごろから感謝の念も抱いてはいるかもしれません。しかし心の底から「この家族がいてよかった」「居場所がこの家でよかった」と手ごたえのある愛を感じる、真の安心感を得られるということは、月頭での冒険であなたが一回り成長したことを示唆しています。
たとえチャレンジしたことが失敗に終わってしまったり、特に結果らしい結果もなくただ遊んで終わったな…と思ったとしても、「自分専用のお布団のありがたみ」に気づけたのだとしたら、それは無駄な遊びではなくちゃんと有益な「修行」であったといっても良いのだと思います。
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